Rd.7 ミサノ
日程 | 2012.06.08 , 06.08 , 06.09 |
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サーキット | ミサノ (イタリア) |
ライダー | レオン・キャミア / ジョン・ホプキンス |
予選 | 14位 18位 |
本戦 | レース1: 10位/レース2: 15位 レース1: 17位/レース2: 14位 |
レポート
WSBK第7戦は再び舞台をヨーロッパへ移し、サンマリノラウンドが開幕。金曜日に行われた公式予選1回目。レオン・キャミア選手(以下、L・キャミア選 手) が11番手、ジョン・ホプキンス選手(以下、J・ホプキンス選手) は16番手のタイムで初日のセッションが終了。
土曜日に行われた公式予選2回目。L・キャミア選手は前日のタイムを約0.7秒更新させ1分36秒623で8番手のタイムでスーパーポールの進出を決め た。一方のJ・ホプキンス選手も前日のタイムは更新するものの、1分37秒168で18番手のタイムとなり、スーパーポールへの進出は果たせずセッション が終了。
スーパーポール1は直前まで雨が降っていた影響でレースウィークを通して初のウェット宣言が出された。L・キャミア選手は直ぐにはコースインせず、トラッ ク状態の回復を待ったがコースコンディションは思うように回復せず、約10分程待ってからアタックを開始させた。L・キャミア選手が望んだトラック状態に はならなず、残された時間で懸命に攻めるも、スーパーポール1は14番手のタイムで終了となってしまった。
結果、決勝レースのスターティンググリッドはL・キャミア選手は4列目、J・ホプキンス選手が5列目からのスタートとなった。
決勝レース1、L・キャミア選手は1周目に11番手にポジションを上げ、10周目までは1分37秒台で周回を重ねポジションを更にひとつ上げる。しかし、 11周目以降はラップタイプが1分37秒台から38秒台へと若干ペースが落ちはじめてしまう。12周目までに14番手とポジションを落としてしまったL・ キャミア選手だが、粘り強い走りで徐々にポジションを上げ10位でチェッカーを受けた。
5列スタートとなったJ・ホプキンス選手はレース全体を通して安定したラップタイムで周回を重ねたが、スタートポジションが悪く、ポジションを上げるのに手間取ってしまい17番手でのチェッカーとなった。
決勝レース2、L・キャミア選手はレース1よりも速いペースで周回を重ね、1周目には13番手だった順位を5周目には9番手までポジションを上げる好調さ をみせる。しかし6周目の4コーナーで単独でクラッシュしてしまい最後尾まで順位を下げてしまう。幸いにもライダーとマシンには大きなダメージはなく、 L・キャミア選手はコースへ復帰。L・キャミア選手は転倒の影響を感じさせないペースでプッシュを続け、転倒車の影響もあったが最終的には2台をかわし、 15番手でチェッカーを受けた。
一方のJ・ホプキンス選手は1周目に目の前を走るL・メルカード選手(KAWASAKI) のハイサイドの影響を受け、コースアウトとなってしい最後尾からの追い上げとなった。レース2でもJ・ホプキンス選手のラップタイムは安定し、ひとつずつ 確実にポジションを上げ、最後は14番手までポジションを回復しチェッカーとなった。