Rd.6 ミラー・モータースポーツ・パーク
日程 | 2012.05.26 , 05.27 , 05.28 |
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サーキット | ミラー・モータースポーツ・パーク (アメリカ) |
ライダー | レオン・キャミア / ジョン・ホプキンス |
予選 | 20位 16位 |
本戦 | レース1: 13位/レース2: 11位 レース1: リタイヤ/レース2: 16位 |
レポート
WSBK第6戦がアメリカのミラー・モータースポーツ・パークで開幕。第5戦を負傷欠場したジョン・ホプキンス選手(以下、J・ホプキンス選手) が復帰を果たし、一方のレオン・キャミア選手(以下、L・キャミア選手) は第5戦で今シーズンのベストリザルトを記録しチームの士気も高まる中での第6戦となった。
公式予選1回目。L・キャミア選手は走行⇒ピットイン⇒セットアップ⇒ピットアウトの度にラップタイムを上げ、最終的には10番手のタイムを記録。一方のJ・ホプキンス選手は復帰戦ということもあり慎重な走り出しで17番手のタイムで1日目のセッションが終了。
公式予選2回目。前日はコースの感触を確かめるように走行を重ねたJ・ホプキンス選手。2日目の公式予選でも思う様なラップタイムが出ないまま終了時刻が 刻々と迫る。そしてセッション終了となる最後の渾身のアタックで1分49秒531を記録し7番手のタイムでスーパーポールへの進出を決めた。
昨日まで順調にセットアップが進んでいたL・キャミア選手。しかし予選タイヤが機能せず、前日のベストタイムを更新出来ずに予選20番手に沈んでしまい、スーパーポールへの進出は果たせなかった。
スーパーポール前に行われたフリー走行で、L・キャミア選手が1分49秒029を記録。明日の決勝レースに繋がるセットアップを確認してL・キャミア選手の2日目のセッションが終了。
15分間で争われたスーパーポール1。J・ホプキンス選手は最初のアタックで1分49秒966を記録し、直ぐにピットへと戻り次のアタックへ向けてマシン のセットアップを進めたが、2回目のアタックでは予選タイヤがグリップしない状態となり、その結果チャタリングを引き起こしてしまう。J・ホプキンス選手 はラップタイムを更新出来ず16番手のタイムでスーパーポール1を終了。
結果、決勝レースのスターティンググリッドはJ・ホプキンス選手は4列目、L・キャミア選手が5列目から迎える事となった。
決勝レース1、5列目スタートのL・キャミア選手が1周目を終えると16番手へ、そして2周目、3周目、6周目とポジションをひとつずつ上げ13番手まで ポジションアップを果たし、レースは中盤へ。L・キャミア選手は1分50秒台の安定したタイムを刻み、12番手を走行するA・バドビー二選手(BMW) を追うが、その差は中々詰まらずに周回数だけが過ぎていく展開となる。15周目、L・キャミア選手は後続から追い上げて来たS・ギュントーリ選手に (DUCATI) にパスされるが、18周目にようやくA・バドビーニ選手を捕らえ13番手となったところでレース1をフィニッシュ。
J・ホプキンス選手は18番手を走行中の7周目の8コーナーで単独でクラッシュしてしまいレース1をリタイア。幸いにも転倒によるJ・ホプキンス選手の体へのダメージは殆どないことが確認された。
決勝レース2、5列目スタートのL・キャミア選手は集団を上手くかわし、1周目は12番手、2周目には11番手と幸先の良い展開となったが、3周目に転倒 車両がコース上にオイルを撒いてしまいレース2は赤旗中断となる。コースコンディションの回復に約1時間20分かかったが、レース2は3周を終了した時点 での順位で再スタートが決定。
仕切り直しとなったレース2、3列目スタートのL・キャミア選手はレース1同様に安定したタイムで周回を重ね、10番手付近でレースが展開。一方のJ・ホ プキンス選手はレース1よりもペースが上がらずに17番手付近での走行となる。その後レース2は大きな動きは無く、L・キャミア選手が11番手、J・ホプ キンス選手は16番手でフィニッシュとなった。