Rd.1 フィリップアイランド
日程 | 2012.02.24 , 02.25 , 02.26 |
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サーキット | フィリップアイランド (オーストラリア) |
ライダー | レオン・キャミア / ジョシュ・ブルックス |
予選 | 6位 21位 |
本戦 | レース1: 17位/レース2: 12位 レース1: 16位/レース2: 15位 |
レポート
2012年のスーパーバイク世界選手権がオーストラリア(フィリップアイランド) で開幕しました。オーストラリアは南半球に位置するため季節は夏、連日30℃を超える真夏日の中でレースウィークを迎えました。「CRESCENT FIXI SUZUKI」チームはレオン・キャミア選手(以下、L・キャミア選手) と事前テストで負傷してしまったジョン・ホプキンス選手(以下、J・ホプキンス選手) の代役参戦となったジョシュ・ブルックス選手(以下、J・ブルックス選手) の2名が参戦。
2月24日に行われた公式予選1回目、L・キャミア選手が12番手、J・ブルックス選手が20番手で初日が終了。2日目の2月25日はL・キャミア選手が 約1秒前日のタイムを更新し6番手、一方のJ・ブルックス選手は22番手で公式予選2回目を終了となりました。L・キャミア選手は6番手のタイムでスー パーポールの進出を決めましたが、オーストラリア選手権(スーパーストック600) の決勝レースでOscar McIntyre選手がセッション開始直前に大きなアクシデントに見舞われた為、キャンセルとなりました。 決勝レースのスターティンググリッドは公式予選の結果が反映され、L・キャミア選手が2列目6番手から、J・ブルックス選手は最後列21番手となりまし た。
決勝レース1(22周)、2列目スタートのL・キャミア選手は1分33~34秒台の安定したペースで周回を重ね、レース終盤となる17周目まで7~9番手 のポジションをキープ。しかし18周目にGiugliano Davide選手(DUCATI) に押し出される形でL・キャミア選手はコースアウトを喫してしまう。幸いにもコースに復帰を果たせたが、大きくポジションを落としてしまいレース1を17 位でフィニッシュとなった。一方のJ・ブルックス選手は最後列スタートとなったが、短い時間でセットアップを詰めた慣れないJ・ホプキンス選手仕様の GSX-Rで堅実な走行をみせ、周回を重ねるごとに確実に前との差を詰め、16位でフィニッシュとなった。
決勝レース2(22周)、L・キャミア選手はトップグループに近いタイムで周回を重ねたが、オープニングラップに14位と出遅れてしまい、これを最後まで 引きずる形で12位でフィニッシュ。J・ブルックス選手は8周目には最後尾まで順位を下げるが、懸命の追い上げで15位フィニッシュとなりました。
加藤 陽平 コメント
エンジン・エキゾーストサプライヤーとしてSBKにチャレンジする試みについて
「CRESCENT FIXI SUZUKI」チームとのタイアップによりヨシムラにとって初めてのWSBKフル参戦へのチャレンジとなります。ヨシムラにてスズキGSX- R1000L2のエンジン及びR-11マフラーの開発を行い、「CRESCENT FIXI SUZUKI」に供給し共に世界一を目指し戦って行きます。
開幕戦を終えての手応えと感想
ジョン・ホプキンス選手がテスト時に転倒し帰国してしまいチームにとっては厳しい戦いとなりました。レオン・キャミア選手が予選で自己ベストを大幅に更新 して6位と健闘しましたが、レースでは終盤にタイヤの消耗から大幅にペースを落としてしまいました。「CRESCENT FIXI SUZUKI」Powered by YOSHIMURAは立ち上げたばかりの新しいチームです。前を向いて一歩一歩経験を積み重ね、必ず頂点を獲りたいと思いますので、応援よろしくお願い致 します。