Rd.5 岡山国際サーキット
日程 | 2009.09.26 , 09.27 |
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サーキット | 岡山国際サーキット (岡山県) |
ライダー | 酒井 大作 |
予選 | 2位 |
本戦 | 優勝 |
レポート
全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦が岡山国際サーキットで開幕。事前に行なわれたメーカー合同テストで、酒井はマシンの仕上がりの良さと、好調さをアピール。また、金曜日のA.R.T.走行で唯一1分29秒台をマークしトップタイムを記録した酒井は、その勢いのまま昨年の最終戦でJSB1000クラス初優勝をしている相性の良いサーキットで今シーズン初優勝を目指し、岡山大会に臨んだ。
予選レポート
公式予選は9月下旬とは思えない暑さの中、ノックアウト方式(※)で争われた。
(※セッションQ1の上位24台がセッションQ2へ進出、Q2の上位12台が最終のQ3へ進出し、ポールポジションを争う予選方式)
Q1:(40分):
酒井は前日のA.R.T.走行での好調さのままQ1で唯一の1分29秒台を記録して、トップタイムでQ2への進出を決めた。
Q2:(15分):
Q2でも酒井は1分29秒台でコンスタントに周回をする。Q2でもトップタイムとなる1分29秒684を記録し、最終のQ3へと進出を決めた。
Q3:(15分):
そしてポールポジションが決定する最終セッションQ3が始まった。
Q3でも酒井は更にタイムを縮め1分29秒592を記録するが、中須賀選手(ヤマハ)が酒井のタイムを上回る1分29秒395を記録。この予選の結果を受け、決勝レースのスターティーンググリッドは酒井が2番手グリッドを獲得。ポールポジションは中須賀選手が獲得した。また、3番手から5番手までが1分29秒台を記録し、決勝レースは激しい混戦が予想された。
決勝レポート
決勝レース、ホールショットは中須賀選手が取ると、酒井、柳川選手(カワサキ)、伊藤選手(ホンダ)と続く。レース序盤から酒井は何度も中須賀選手と順位を入れ替えるバトルを展開しながらレースは中盤へと差し掛かっていった。
レースも折り返しとなる10周目、酒井はトップの中須賀選手を1コーナーでかわしトップに躍り出る。トップに立った酒井はじりじりと中須賀選手を引き離しにかかった。レース終盤には酒井と2番手に上がってきた亀谷選手(ホンダ)との差は約2秒となる。
そして20周で争われた決勝レース、酒井は10周目以降一度もトップを譲ることなくチェッカーを受け、今季初優勝を飾った。
第5戦を終えて酒井のランキングはトップと7ポイント差の2位に浮上。残り2戦3レースでシリーズチャンピオン獲得へ向けて最高の結果で第5戦を終えた。
コメント
加藤陽平監督コメント
「抜きどころの少ないサーキットで、酒井が何度も諦めずに中須賀選手に仕掛けて優勝もぎ取りました。また、事前のテスト、レースウィーク中も調子が良く、マシンのセットアップ、ライダーのモチベーションも非常に高い状態で決勝に臨み、予定通りのレース運びが出来て満足しています。シリーズチャンピオン獲得の為にもチーム一丸となって進んでいきたいと思います。応援宜しくお願い致します。」
残り2戦3レース(ツインリンクもてぎ、鈴鹿サーキット:2ヒート)でシリーズチャンピオンを獲得できる様、チーム一丸となり頑張ります。最後まで皆様の熱いご声援を宜しくお願いします。
レース開催データ ■天候/予選:晴 決勝:曇時々晴 ■路面/ドライ ■開催場所/岡山県・岡山国際サーキット(3.703Km) ■観客数/予選:12,800人(2日間) |