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SERT SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM
YOSHIMURA SUZUKI RACING
TEAM SUZUKI
スケジュール&レースレポート
2008 全日本ロードレース選手権
第6戦 岡山国際サーキット
開催日/予選:10月4日(土)、決勝:10月5日(日)

 ついに全日本ロードレース選手権の最終戦が岡山国際サーキットで開幕した。JSB1000クラスのシリーズを締めくくるレースでもあり、ポイントランキングのトップを中須賀116ポイント、2位大崎98ポイント、3位秋吉97ポイントとなっているが、2レースを制覇した場合にはシリーズチャンピオンの逆転の可能性も見えてくるので激戦が予想される。前回の鈴鹿戦で2レースを制覇した秋吉の連覇。前戦で肩を負傷した酒井の復活を賭けた戦いとなった。

予選レポート:
 公式予選は午前の予選1回目で27台に絞り込まれ、午後の予選2回目からは3セッションに分割されながら出走台数を絞ってゆくノックアウト方式を採用。セッションQ1(25分間)の上位24台がセッションQ2(15分間)へ進出、最終であるセッションQ3(15分間)では生き残った12台がタイムアタックをし、トップグリッドを争うという過酷な予選方式となった。

公式予選1回目:
 秋吉は開始早々の4周目にコースレコードとなる1分28秒566を記録してトップタイムで公式予選2回目の進出を決めた。酒井は6番手のタイムで午後のノックアウト予選2回目へと駒を進めた。

公式予選2回目:セッションQ1:
 いよいよノックアウト方式の公式予選2回目が開始。秋吉が午前中のタイムを上回る1分28秒550を記録。2番手には伊藤、酒井も1分30秒257を記録して3番手となり順当にセッションQ2へと進んだ。

公式予選2回目:セッションQ2:
 セッションQ2では伊藤がトップタイムを記録し、秋吉が2番手。酒井が4番手のタイムでいよいよ最終のセッションQ3への進出を決めた。

公式予選2回目:セッションQ3:
 セッションQ2から10分間のインターバルをとり、いよいよポールポジションを賭けて最終のセッションQ3が開始された。上位のライダーが自己タイムを更新する中、秋吉も先程記録したばかりのコースレコードを更新させる1分28秒387でトップタイムを記 録。酒井も肩を気遣いつつも気合いの走行で4番手のタイム1分28秒889を記録した。結果、決勝レースは秋吉がポールポジションから、酒井が2列目4番グリッドからのスタートすることとなった。
 また、この公式予選の結果、秋吉は全日本ロードレース選手権が行われたサーキット全てのコースレコードを樹立するという快挙を達成した。

決勝レポート:
<決勝レース1>
 2番手スタートの伊藤がホールショットをとり、オープニングラップは伊藤、秋吉、酒井の順でコントロールラインを通過する。2周目以降は秋吉がトップの伊藤を追うレース展開となるが、伊藤もハイペースで後続を突き放しにかかり、レースも終盤となる10周目にはその差は10秒となってしまった。秋吉は最後まで懸命に伊藤を追うが2位でのチェッカーとなった。
 また、酒井は2周目に柳川(カワサキ)にかわされると、10周目にはコースアウトもあり、9位でレース1を終えることとなった。
<決勝レース2>
 秋吉がホールショットをとると、酒井が2番手で秋吉に続き最高の形でレース2がスタートした。秋吉が先頭でレースをリードし、酒井が必死に付いて行く。秋吉がトップのままレースは進んで行ったが、5周目を迎える頃には3番手の伊藤が徐々にペースを上げ始めた。そして6周目に酒井が伊藤にかわされると、この時点で秋吉と伊藤の差は約2.5秒だったが、レース中盤には秋吉の背後まで迫るペースで伊藤が急接近する。しかし、13周目に何と、マイクナイトコーナーで秋吉と伊藤が同時に転倒。秋吉、伊藤共にリタイヤとなってしまった。この2台のリタイヤでトップに立ったのは、3位を独走する酒井。酒井は2番手以降を大きく引き離していたが、最後までペースを緩めず、体の負傷をこらえてトップでチェッカーを受けJSB1000クラス初優勝を飾った。

ライダーズコメント:(秋吉耕佑選手)
 「レース1はちょっとセットアップを外してしまいましたが、自分の走りはできたし、いいペースで走れたので、それ以上に伊藤さんが速かった、というだけです。レース2でもマシンの調子はよかったし、自分が想定したペースで走れましたが、周回遅れの集団に追いついてから、アッという間に転んでしまいました。今シーズンは、とにかくマシンのパフォーマンスを完璧に引き出すことを目標に頑張ってきて、全コースのレコードという結果だけは残せました。チャンピオンを取れず、結果は残念でしたが、ヨシムラとGSX-Rの速さをアピールできたのは収穫でしたね。」

ライダーズコメント:(酒井大作選手)
 「やっと勝てました!このレース、鈴鹿大会の怪我で、口では出ると強がっていましたが、マシンにまたがるのも鈴鹿以来で、最後まで出るか出ないか迷っていました。それを、スタッフのみんなが僕の背中を押してくれて、マシンを作ってくれて、なんとか出場することができました。本当にスタッフのみんなに感謝しています。レースは、痛み止めを打ってもすぐに切れてしまうので、痛みと戦い、マシンと戦い、雨の路面と戦いの連続で、なんとか走りきることができました。最終戦で初優勝。やっと僕をサポートしてきてくれたみんなへ恩返しが出来ました。ありがとうございました。」

加藤陽平監督コメント:
 「今年は残念ながら全日本チャンピオンというタイトルは獲れませんでしたが、チーム最多勝、全日本ロードレース選手権が行われたサーキット全てのコースレコードを更新し、最終戦も優勝で締めくくることが出来ました。全てのファンとサポートしてくださった方々にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。」

レース開催データ
開催地 岡山県 岡山国際サーキット
天 候 予選:晴 / 決勝:雨
観客数 1万7900人(2日間)
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