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2008 “Road to 8hours”鈴鹿300km耐久ロードレース
開催日/予選:6月7日(土)、決勝:6月9日(日)
鈴鹿300Km耐久ロードレースが三重県鈴鹿サーキットで開催。このレースは、距離が300km(52周)、燃料給油、ペアライダーとの交代などピットでの作業が要求され、鈴鹿8時間耐久ロードレースの前哨戦に位置づけされる重要な大会である。
ライダーは、ワールドスーパーバイクに参戦中の加賀山就臣、イギリススーパーバイクから渡辺 篤を投入。そして、全日本ロードレース選手権JSB1000に参戦中の秋吉耕佑、酒井大作を加えた4人の2チーム体制(ヨシムラSUZUKI WITH JOMO 34号車/秋吉・加賀山組/ヨシムラSUZUKI WITH デンソーIRIDIUM POWER 12号車/酒井・渡辺組)でのエントリーとなった。
予選レポート:
公式予選はA組/B組、第1/第2ライダーに分けて、2セッションで争われる事となった。12号車の酒井(第1ライダー)/渡辺(第2ライダー)ペアはB組、34号車の秋吉(第1ライダー)/加賀山(第2ライダー)ペアはA組のエントリーとなった。
公式予選1回目。全てのセッションでトップタイムとなる2分8秒台を酒井/渡辺、秋吉/加賀山がそれぞれ記録し、順調な仕上がりを魅せる結果となった。
公式予選2回目は明日の決勝レースを見据え、加賀山、渡辺はマシンのセットアップを進めながら2分9〜10秒台の安定したタイムでアタックを続けた。そんな中、秋吉だけが2分08秒前半のタイムを決勝用のタイヤで記録。そして1回目のタイムを上回る2分08秒052をマークする。ここまでのセッションでヨシムラは1-2番手のタイムを記録。
B組第1ライダー2回目の公式予選で酒井も加賀山、渡辺と同じくマシンのセットアップを進めながらアタックを続けた。それまでのセッションでヨシムラは1-2番手のタイムを記録していたが、最終のセッションでC・チェカ(ホンダ)が2番手のタイムを記録する。公式予選の最終結果はポールポジションに秋吉/加賀山ペア、2番手にC・チェカ/清成ペア、3番手に酒井/渡辺ペアが納まることとなった。
決勝レポート:
前日まで心配されていた決勝レースの天候は降雨も無く、薄雲の間から陽が差しドライコンディションで行なわれた。決勝レースはホールショットは清成(ホンダ)が奪うと、秋吉が2番手で続いたが、2コーナーからS字コーナーあたりでコース上にオイルがあり、そのオイルに乗って多重クラッシュが発生してしまい、レースは赤旗中断。仕切り直しでリスタートすることとなった。
約1時間遅れて再スタートとなった決勝レースでもホールショットは清成が奪い、酒井が2番手につける展開となる。秋吉はスタートで若干手間取り、オープニングラップは5番手でコントロールラインを通過する。秋吉は2周目から2分08秒台での周回となり、前を走るJ・レイ(ホンダ)と山口(ホンダ)を続けてかわし3番手にポジションアップ。そして秋吉は3周目にはこのレースのファステストラップとなる2分08秒016を記録。この周に秋吉は2番手の酒井と、トップの清成をかわしてトップに浮上すると、周回を重ねる度に2番手以下との差が広がり始めた。レース序盤から酒井は清成と2番手争いを繰り広げる。酒井は10周目に清成を捕え2番手に浮上するが、12周目には清成にかわされてしまい3番手にポジションをさげてしまう。しかし、酒井は13周目に再び清成をパスするが、今度は14周目に酒井は三度清成にかわされてしまう。
レースも中盤となる25周目トップを独走する秋吉が2番手に13秒の大差を築いて最初にピットインをしてライダーは加賀山に交代となった。この周回に清成、酒井もピットインとなり、清成はC・チェカへ、酒井は渡辺に交代となりレース後半がスタートとなった。
加賀山は2分10秒台の安定したラップで確実に周回を重ね、渡辺はC・チェカをピッタリマークしての走行となった。しかし、30周目以降C・チェカが渡辺よりも1秒以上早いペースで周回を重ね始める。そして35周目を迎える頃には渡辺はC・チェカに10秒以上の差を広げられてしまう。36周目には加賀山とC・チェカとの差は10秒を切ってしまう。それでも加賀山はペースを上げること無く、2分10〜11秒台の安定したラップで確実に周回を重ね、チェッカーまで残り10周となったところで加賀山とC・チェカとの差は5秒となる。残り8周となり加賀山とC・チェカとの差はついに3秒となったところで、加賀山はそれまでの2分10〜11秒台の走行から2分9〜10秒台へペースアップ。そして加賀山はファイナルラップまでトップを守り切り、2005年以来の鈴鹿300km耐久レース2回目の優勝を飾った。また、3番手での単独走行となった渡辺は、そのまま3位でチェッカーを受けた。
秋吉耕佑選手コメント:
「赤旗後のレースでは出遅れてしまいましたが、落ち着いて前のマシンをパスしてからは、自分が想定していたペースで走ることができました。勝てたとはいえ課題もたくさん見つかり、その意味でも収穫はありました。今日は加賀山選手が僕のバイクに合わせてくれて、ケガで体調が悪いところをがんばってくれました。これからもっとマシンを詰め、8耐2連勝したいです。」
加賀山就臣選手コメント:
「金曜からマシンに乗り始めて、さすがにセットアップまでつめてはいけなかったので、今回は秋吉選手が全日本で乗っているマシンをベースにスタートしました。僕に交代してからは、まずマシンを無事にピットに帰そうと考えていました。チェカ選手との差は、5秒を切って、3秒になったら危ないかな、と思ってスプリントのペースに戻した感じです。8耐もこのままうまくいくとは限らないので、これから先、気を引き締めてテストを重ねていきます。」
酒井大作選手コメント:
「僕が走っている前半は、まずは清成選手に離されないように、何度か前には出たんですが、僕と清成選手の速いパートが違って、抜くまでには至りませんでした。でも、ワールドスーパーバイクを走っているライダーと一緒に走れて、楽しかったし、勉強になった。今日は、僕の望むマシンに限りなく近づけてくれたスタッフに感謝です。」
渡辺篤選手コメント:
「イギリスから戻ってきて、久しぶりに日本で走ったんですが、走りやすいし、慣れ親しんだヨシムラのマシンが本当に速かったです。大作と清成選手が並んでピットに入ってきて、チェカ選手に前に出られてピットアウトとなりましたが、その1周目にがんばって前に出たものの、また抜かれてしまい、そのあとはペースが上げられませんでした。8耐本番では34号車にも、他のチームにも負けないよう、しっかり準備したいです。」
加藤陽平監督コメント:
「スポンサー様をはじめ多くの方のご支援、ご声援のお陰で優勝、3位という素晴らしい結果を残せることが出来ました。本当に有難うございます。現時点でマシンは順調な仕上がりですが、今回の300km耐久レースで幾つかの課題がみつかりました。鈴鹿8時間耐久レースまでにその課題を全てクリアにして、ヨシムラの実力を全て出し切り鈴鹿8時間耐久レースを2連覇できるようにがんばります。引
続きご声援宜しくお願いします。」
レース開催データ
開催地 三重県 鈴鹿サーキット
天 候 決勝:晴
観客数 2万5500人(決勝) |
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