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MFJ全日本ロードレース選手権

Rd.5 ツインリンクもてぎ

2019 JSB1000

日程サーキットライダー 予選1決勝
2019年8月17日、18日 ツインリンクもてぎ
(栃木)
#12 加賀山 就臣 8位6位
#26 渡辺 一樹 4位4位

ヨシムラは鈴鹿8耐で勝つためにレース活動をしていると言っても過言ではない。過去2年は転倒を喫して自分たちの走りができず苦々しい思いをしてきたが、今年は自分たちの持てる力を出して走り切った。鈴鹿8耐から約一ヶ月。ヨシムラスズキMOTULレーシングは既に来年2020年の鈴鹿8耐に向けて始動している。そのためにも重要な位置を占める鈴鹿8耐後の全日本ロードレース。舞台は栃木県のツインリンクもてぎに移した。
今大会は四輪レースのSUPER FORMULAとの併催。四輪走行後の路面に残ったラバーが影響を及ぼす難しいコンディションとなった。

金曜日のART合同走行。台風10号の影響で雨天の天気予報であったが、パラパラと雨が落ちてくる程度でドライコンディションのまま45分間の走行を2回走った。渡辺は鈴鹿8耐のマシンセットを基本にもてぎ用に微調整を加えたマシンで、加賀山は全日本仕様のマシンでサーキット入りしたヨシムラスズキMOTULレーシング。1本目、加賀山就臣は1分51秒360、渡辺一樹は1分50秒425。少ない走行時間の中でまずは各部の確認作業を行う。2本目、二人ともタイムアップを果たす。加賀山は1分50秒267、総合で7番手につける。渡辺は1分49秒173までタイムを詰めて初日総合3番手につける。

迎えた公式予選。前日までのぐずついた天気から一転、真夏の太陽がジリジリと照りつける晴天。この時点で気温32℃、路面温度52℃まで上昇する。
今大会はノックアウト予選が導入される。エントリー台数29台全車が走行する30分間のQ1で上位10台を選出する。11番以下のグリッドはQ1の結果で決まる。Q2は上位10台による20分間の計時予選。ポールポジションから10番グリッドが決まる。
12時15分、公式予選Q1スタート。かなり厳しいコンディションの中、加賀山と渡辺は決勝を見据え、タイヤ選択も兼ねた連続走行を続ける。加賀山は1分50秒383のタイムで8番手、渡辺は1分49秒996で6番手、それぞれQ1を通過する。
10分間のインターバルを挟んで10台によるQ2がスタート。加賀山は真っ先にコースイン。2周したところで一度ピットイン、確認作業を終えると再びコースに戻ってタイムアタック。1分50秒432のタイムをマークして8番グリッドを獲得する。
渡辺はQ2もピットインせず連続走行、4ラップ目にマークした1分49秒306でセカンドロー4番グリッドを獲得する。

決勝レース当日も朝から湿度の高い晴天。厳しいコンディションが続く。12:10決勝レーススタート。
セカンドローアウト側4番グリッドスタートの渡辺は良いスタート切ったものの1コーナーで膨らんでしまい野佐根選手、渡辺一馬選手の先行を許してしまう。ロケットスタートに定評のある加賀山だがオープニングラップはひとつ順位を上げた7番手で通過する。

渡辺は3周目に1分50秒305にペースを上げて前を行く渡辺一馬選手を追い詰め4周目にかわして5番手に浮上する。5周目には先頭グループと同じ49秒台に入れて1分49秒710のベストタイムをマーク。その後も50秒フラットから中盤のタイムでラップするが、レース中盤辺りからブレーキにマイナートラブルが発生。次第にペースを上げられなくなり単独走行で4位チェッカーを受ける。表彰台まであと一歩、3位のライダーとほぼ同じラップタイムで周回できていただけに残念である。

加賀山は3周目に1分50秒763のベストタイムをマークして秋吉選手と5番手争いを展開。二人のタイム差はコンマ1秒程度の僅差。5周目にかわして前に出るが9周目に抜き返される。高速コーナーで秋吉選手の横に並ぶが前に出られる余力がない。最終ラップまでデッドヒートを繰り返すが6位でチェッカー。加賀山は8耐仕様から全日本仕様への乗り換えに時間を要してしまい、走り始めの金曜日に出遅れてしまった。しかしそこから決勝レースで良い状態で臨めるようにアジャストしてきた。

もてぎは路面温度の急上昇や四輪走行後の路面コンディション変化に苦労したが、鈴鹿8耐を走り切ってマシンのベースは向上している。チームは、休む間もなく次戦の岡山テストに向かう。そこでしっかりとマシン開発を詰めてさらなる高みを目指す。

 

加賀山就臣 選手コメント

このもてぎラウンドは全日本仕様のセットを持ち込んで走り始めたのですが、8耐仕様からの乗り換えに手こずってしまいました。アジャストやマイナートラブルが出て金曜日からペースを上げるタイミングが遅れてしまい、その差が予選・決勝レースにそのまま出ていました。決勝レースは得意のスタートを決められず、さらにアベレージタイムも上げられず苦しい展開となりました。秋吉選手とのバトルではお互いに探り合いをしていたのですが抜ききるだけの余力がなく6位でチェッカーでした。次戦岡山は鈴鹿8耐で詰めた仕様を上手く取り入れてバイクを仕上げたいと思います。

渡辺一樹 選手コメント

鈴鹿8耐の仕様をもてぎに持ち込んできたのですが初日総合3位と走り出しは良かったと思います。2&4、路面温度の高さからタイヤ選択にかなり時間をかけました。予選もタイヤ選択のためにセミロングの走行に2回使いました。決勝レースは1コーナーの位置取りを失敗して渡辺一馬選手に前に行かれてしまったのがその後のレース展開を厳しくしてしまいました。前に出たときには先頭グループはかなり前に行ってしまい、自分もブレーキにマイナートラブルが出てペースを上げられなかったので先頭グループに絡めないまま4位チェッカーという悔しい結果でした。鈴鹿8耐を走り切ったことでバイクのポテンシャル自体は確実に上がっていますが同時にライバルも進化しているのでので、さらに上に行くためには抜きんでた武器が必要だと思います。そのために次戦岡山では一度バイクのバランスを壊して別の方向性でセットアップしようとチームと話しています。

 

加藤陽平 監督コメント

このウィーク、渡辺選手のマシンのセットアップは順当に進んでいきました。初日総合3番手、予選4番グリッドと欲を言えばもう少し上に行きたかったのですが、現状我々が持っている力のベストで闘ってくれたと思います。真夏の2&4という事で路面コンディションの変化が予想されたので予選と朝フリーは走り込みをメインに行って良いペースで走れました。しかし決勝レースではマイナートラブルが発生していまい、良いペースを刻めなかったのが残念です。ですがセットアップもまとまってきているので岡山、オートポリス、鈴鹿に向けてチームとしてベースの底上げとなるものを用意するつもりです。
加賀山選手は、持ち込んだ全日本のセットがうまく噛み合わず、タイヤ選びに時間を要してしまい、そこの修正に時間がかかってしまいました。このウィークの良くない流れの中での決勝レースは6位とよく頑張ってくれたと思います。ですが彼の実力はこんなものではないはずです。
すぐに岡山戦のテストが始まります。いま一度しっかりと見直して詰めて表彰台を獲得したいと思います。

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JSB1000決勝 正式結果

順位ライダーチームマシンタイム
1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1 42'10.112
2 水野 涼 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda CBR1000RR +1.109
3 高橋 巧 Team HRC CBR1000RR +11.945
4

渡辺 一樹

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R +27.984
6

加賀山 就臣

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R +40.022

JSB1000公式予選

順位ライダーチームマシンタイム
1 高橋 巧 Team HRC CBR1000RR 1'48.693
2 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1 1'48.785
3 水野 涼 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda CBR1000RR 1'48.827
4

渡辺 一樹

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R 1'49.306
8

加賀山 就臣

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R 1'50.432

JSB1000ポイントランキング

順位ライダーチームポイント
1 高橋 巧 Team HRC 164P
2 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 141P
3 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 130P
4 水野 涼 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda 119P
5 渡辺 一樹 ヨシムラスズキMOTUL 106P
6 秋吉 耕佑 au・テルルMotoUP RT 97P
7 渡辺 一馬 Kawasaki Team GREEN 96P
8 加賀山 就臣 ヨシムラスズキMOTUL 96P
9 岩戸 亮介 Kawasaki Team GREEN 91P
10 前田 恵助 YAMALUBE RACING TEAM 67P