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MFJ全日本ロードレース選手権

Rd.6 ツインリンクもてぎ

2018 JSB1000

日程サーキットライダー 予選決勝
2018年8月18日、19日 ツインリンクもてぎ
(栃木)
#12 津田 拓也 4位4位
#26 渡辺 一樹 7位5位

鈴鹿8耐から約1ヶ月。全日本ロードレースの後半戦となる第6戦が栃木県:ツインリンクもてぎで開催された。
今大会も四輪レースのSUPER FORMULAとの併催。四輪走行後の路面に残ったラバーが多少なりとも影響を及ぼす難しいコンディションとなった。

金曜日のART合同走行。前日までの蒸し暑く不安定な天候から一転、乾いた空気と澄んだ青空となった。45分間の走行が2回であったが、 1本目の走行で2度の赤旗中断により走行時間が削られてしまったため2本目の走行時間を60分間に延長した。
1本目、津田拓也1分52秒104、渡辺一樹1分52秒584と、少ない走行時間の中では十分に各部の確認作業ができなかった。
2本目、二人ともタイムアップを果たす。津田は1分49秒391と約3秒更新して総合2番手につける。渡辺も約1.5秒タイムを縮め1分51秒175、総合9番手につける。

公式予選
朝から秋を思わせるような爽やかな青空。今大会はノックアウト予選が導入される。
エントリー台数33台全車が走行する30分間のQ1で上位10台を選出する。
11番以下のグリッドはQ1の結果で決まる。Q2は上位10台による20分間の計時予選。ポールポジションから10番グリッドが決まる。
12:00、公式予選Q1スタート。しかしコースイン直後ホームストレート上で転倒したマシンとライダーが残っていたため赤旗中断となる。
Q1再会後、津田は8ラップ目に1分50秒台に入れると11ラップ目に1分49秒684をマークしてQ1を4番手で通過する。
渡辺は2回目のピットの後に連続走行を行い1分50秒台で周回、6ラップ目に1分50秒151をマークして5番手でQ1を通過する。
赤旗中断の影響により、Q2までのインターバルが10分から2分間に短縮され、慌ただしくQ2がスタートする。
津田は3周したところで一度ピットイン、確認作業を終えると再びコースに戻ってタイムアタックを行い、1分49秒215のタイムをマークして4番グリッドを獲得。
渡辺は5ラップ目の1分50秒164がベストタイムで7番グリッドを獲得する。
ヨシムラスズキMOTULレーシングは津田がセカンドロー、渡辺がサードローからのスタートとなった。

決勝
晴天ではあるものの雲が広がり金曜・土曜ほど気温も路面温度も上がらず、気温25度、路面温度44度のコンディションで決勝レーススタート。
津田、渡辺、共に抜群のスタートを切る。4番グリッドの津田は1コーナーをアウトから被せて2番手に浮上。7番グリッドの渡辺は4番手で2コーナーを立ち上がる。オープニングラップを津田:2番手、渡辺:5番手で通過する。
3周目、津田4番手、渡辺5番手、この周以降ヨシムラのマシンが2台で走行してヨシムラファンを沸かせた。津田はマシンにマイナートラブルを抱えて安定したラップタイムを刻めず一度渡辺の背後について様子を伺う。
レース中盤以降症状が改善されたため1分50フラットから49秒台で走行する。16周目に1分49秒798のベストタイムをマーク、1コーナーで渡辺をかわして4番手に浮上、その後も安定したラップタイムで周回を重ねて4位でフィニッシュする。
渡辺は4周目に1分49秒776のベストタイムをマーク、その後も1分50秒フラットのタイムで安定した走行を続けていたが、マシンにマイナートラブルが出てしまいそれ以上ペースを上げることができず5位でチェッカーを受けた。

走り始めでやや苦労したが、日曜日の決勝レースにむけて着実にセットアップは決まっていった。
思わぬ路面温度の低さとマイナートラブルにより思いきり攻めることはできなかったが、津田、渡辺、ふたりの臨機応変なライディングにより上位入賞を果たすことができた。
次回オートポリス戦は事前テストがあるのでしっかりとマシン開発を進めてさらなる高みを目指す。


 

津田拓也 選手コメント

金曜日の走り始めに苦労しました。2本目の走行ではセットアップを見直して1分49秒3まで上げる事ができました。
十分なポテンシャルを持っているマシンなので予選でも1分49秒2をマークしてQ2進出、予選4番手を獲得することができました。
今日の決勝レースは昨日までの高い路面温度から一転して低くなってしまい、昨日までと同じタイヤを履いて決勝レースに臨んだのですが、印象が違うタイヤに感じました。
コンディションの違いでマシンの性格が変わってしまう点が課題だと思います。
マシンにマイナートラブルが出てペースをうまく掴めずギクシャクした走りになってしまいましたが、後半には解消したのでペースを上げることができました。
レースの終盤に1分49秒台で周回できたことはこのマシンにポテンシャルがあることを示していると思います。それでも上位3台との差はあると感じているのでチームと共にマシンを仕上げていきたいと思います。

 

渡辺一樹 選手コメント

四輪走行後のラバーで路面のグリップダウンの影響を受けて金曜日の走り始めは少し苦労しました。午後の走行でセットアップの方向性を試して土曜日にその方向性に振ったセットアップにしました。
Q2進出を果たせたのは良かったのですが予選7番手という結果でした。現状ベストが7番手1分50秒1では厳しいだろうとの判断で今朝のウォームアップ走行で大きくセットアップを変更したところ良い方向に向かい、
周回数を走ったタイヤで1分49秒7、4番手につけることができました。決勝レースのスタートは上手く決まって先頭集団の中に入れました。
ラップタイムペースも安定していたので「悪いペースじゃないのかな」と思っていました。周回が進むにつれてグリップダウンしてくる中で走り方を工夫していましたが、 1コーナーではらんだところを津田選手にかわされてしまいました。その後、前に追いつくべくペースを上げたのですがマシンにマイナートラブルが出てしまい、 それ以上ペースを上げることができず完走を目指すことに切り替えました。しかし、そのせいで順位が大きく下がったわけではないし、一度下がった後に再びペースを上げられたことをポジティブに捉えています。

 

加藤陽平 監督コメント

マシンのベースは開幕戦からスタートしていますが、セッティングは同じでも使用しているパーツが違うなどマシンの開発をしながらのシーズン前半戦と、鈴鹿8耐を経ました。
レースウィークにはそのマシンを確認するところから入りました。決勝レースでは二人ともスタートをキッチリ決めて順位を上げたこと。
さらに、序盤からペースをしっかりと上げられたことをポジティブに考えています。今まではレース序盤に離されてトップとレースができなかったことが続いていたので。
二人ともマイナーなトラブルが出てしまい、思い切り走ることができずにフラストレーションが溜まったかもしれません。
このウィーク、渡辺選手の方が上手く回らなかったのですが、予選終了後に大きくセットアップを振ったところ上手くはまって今回の順位に繋がったかなと思います。
やはり上位3台との差は大きいなと感じました。今回ドライでしっかりレースできたことをポジティブに捉え、その上で解決すべき課題を抽出して確実につぶしていきたいと思います。
しっかりレースできなければ流れを変えられないですし、実力を発揮することもできません。今後もマシンの改良は計画されているので一歩ずつ着実に進化させて次回オートポリス戦でしっかり闘いたいと思います。

 

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JSB1000決勝 正式結果

順位ライダーチームマシンタイム
1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1 42'04.904
2 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1 +2.339
3 高橋 巧 Team HRC CBR1000RRW +5.283
4

津田 拓也

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R +17.366
5

渡辺 一樹

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R +24.267

JSB1000公式予選

順位ライダーチームマシンタイム
1 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1 1'48.564
2 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1 1'48.724
3 高橋 巧 Team HRC CBR1000RR SP2 1'48.911
4 津田 拓也 ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R 1'49.215
7

渡辺 一樹

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R 1'50.164

JSB1000ポイントランキング

順位ライダーチームポイント
1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 187P
2 高橋 巧 Team HRC 148P
3 渡辺 一馬 Kawasaki Team GREEN 143P
4 高橋 裕紀 MORIWAKI MOTUL RACING 119P
5 津田 拓也 ヨシムラスズキMOTUL 116P
6 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 113P
7 渡辺 一樹 ヨシムラスズキMOTUL 108P
8 秋吉 耕佑 au・テルルMotoUP RT 108P
9 清成 龍一 MORIWAKI MOTUL RACING 83P
10 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA 69P