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MFJ全日本ロードレース選手権

Rd.4 ツインリンクもてぎ

2017 JSB1000

日程サーキットライダー 予選決勝
2017年6月10日、11日 ツインリンクもてぎ
(栃木)
#12 津田 拓也
#50 濱原 颯道
5位
10位
3位
11位

全日本ロードレース第4戦「TWIN RING MOTEGI SUPERBIKE RACE」がツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された。開幕戦鈴鹿と前戦SUGOはセミ耐久レースであったので、今大会がスプリントレース初開催となった。 ヨシムラが本拠地を置く関東地方の開催レースに駆けつけた多くのヨシムラファンの声援に応えるべく、ヨシムラスズキMOTULレーシングは、ライダー・チームが一体となって闘いに臨む。

レースウィーク1週間前に事前テストが行われた際、もてぎ初走行となる新型GSX-R1000R+17インチタイヤのデータ収集のためロングランを実施。津田はコンスタントに49秒台で周回し最後にベストタイム1分48秒959を出し2番手につける。また、濱原も初めて走るもてぎの特性を図るべく周回を重ね1分51秒097の8番手につけた。

レースウィークに入る直前の6/7(水)には関東地方は梅雨入り、週間天気予報で日曜日が雨マークとなっていたが、金曜日のART合同走行は、朝から陽が差す好天となった。
その頃、津田は原因不明の高熱に襲われ、金曜日は40度まで上がってしまった。点滴を打ちながらのART合同走行。1本目1分49秒971で4番手、2本目は1分50秒017に落ちてしまうも、総合4番手につけしっかりと距離を走行してデータを蓄積する。濱原はもてぎの走行経験がないので走り方を探りながらの走行。2本目に1分50秒585のタイムで総合9番手につける。

土曜日も朝から夏のような日射しが照りつけ、路面温度も気温もぐんぐん上昇する。
今大会の公式予選は「TOP6サバイバル予選」と呼ばれるノックアウト方式が採用された。
Q1は35分間の計時予選。全車出走して11位以下のグリッドが決まる。ここでの1位~3位は直接Q3進出となり、4位~10位はQ2にてノックアウト形式で10番から7番グリッドを争い、上位3台がQ3に進出。
Q1とQ2それぞれで勝ち残った各3台が、Q3にてノックアウト形式で6番グリッドからポールポジションまでを争う。

12:40にQ1がスタート。津田は1分49秒971のタイムで4番手、濱原は1分50秒831の9番手でQ2進出を決めた。10分間のインターバルの後、Q2スタート。2周のウォームアップ走行後の3周目から計測開始。その周回の最下位からノックアウトされていく。濱原はQ2の計測1周目にノックアウトされ10番グリッドが確定した。
津田はQ2を上手くコントロール、計測3周目に49秒台に入れるラップタイムでQ2トップ通過を果たす。
迎えたQ3。津田は連続して49秒台に入れるものの計測2周目でノックアウト、5番グリッドとなった。

決勝日も快晴。朝のウォームアップ走行開始時の路面温度は32度。15分間のウォームアップ走行で津田拓也は8周走行、1分49秒833のタイムで4番手につける。濱原颯道も8周して1分51秒394で7番手につけ、決勝レースに向けて最後の詰めを行った。

午後2時25分、23周の決勝レースがスタートした。オープニングラップは、津田4番手、濱原11番手で通過する。翌周に津田は高橋巧選手(ホンダ)にかわされ5番手となるが、1分50秒台前半で周回を重ね11周目に前を走る清成龍一選手(ホンダ)をパスして4番手に浮上する。その翌周の12周目に1分50秒030のベストタイムをたたき出す。濱原は6周目に1分50秒850の自己ベストを出すとひとつ順位を上げて10番手を走行する。
津田は上昇した路面温度に苦慮しながらも1分50秒台から51秒台のラップタイムで周回、4番手でファイナルラップに入る。最終ラップのV字コーナーでトップを走る中須賀克行選手(ヤマハ)が転倒、津田はひとつ順位を上げて3位表彰台を獲得する。
濱原は1000ccで初めて走るツインリンクもてぎのストップアンドゴーのコース特性に合わせきれずラップタイムが伸び悩む中19周目に一つ順位を落として11位でフィニッシュする。

新型GSX-R1000 L7の高いポテンシャルと今シーズンから採用された17インチタイヤのマシンバランスは条件が合えば速いラップタイムを連続して発揮する。コンディションが変化しても最高のパフォーマンスを発揮するセットアップを詰めると言うチームとしてできることとマシンのアップグレードで対応できること、この両面からさらなるマシンの開発を進めて次戦オートポリスに臨む。

 

津田拓也 選手コメント

レースウィークに原因不明の40度の高熱を発症した中でもてぎ入りとなってしまいました。点滴を打って熱は下がったのですが、体調的に厳しい面もありました。しかしマシンの仕上がり面で、今の高橋巧選手や野左根航汰選手に勝てたか、と言うと厳しかったと思います。決勝は新たなセッティングで決勝レースに臨んだのですが、コンディションと合わず厳しいレース展開となりました。
コンディションに対してマシンが変化しすぎる、と言うのが一番の課題です。特にこのレースウィークのように路面温度が高いコンディションになると厳しくなりますが、コンディションの変化に対応できるキャパが他のチームに比べて少なかったのが今回の敗因だと思います。
しかし優勝チームと同じくらいのラップタイムペースで走れるだけのポテンシャルを持っていることを実感できましたので次戦オートポリスには気持ちを切り替えて臨みたいと思います。

 

濱原 選手コメント

ストップアンドゴーの特殊なコースレイアウトだとは聞いていましたがここまで特殊だとは思いませんでした。1000ccで走るのが初めてとは言え、事前テストからレースウィークを通じてどのラインを通れば速く走れるのか、の答えを見つけられずに決勝レースを迎えてしまいました。コース全体をリズムで走る鈴鹿サーキットをメインで走っていた自分にとって、コーナーをひとつずつ単体で捉えなくてはならないもてぎは非常に難しかったです。事前テストで出した1分51秒0は全力でトライした結果のタイムでした。一週間考え直して迎えたレースウィークに出した50秒5はそこまで力を入れずとも出せたタイムだったので「こういうコツで走れば良いのかな」とわかったのは良いのですが、そこで止まってしまいさらにタイムを上げることができませんでした。決勝レース中も前を走るライダーのラインを見ていましたが全員違うラインでどれが正解かわかりませんでした。しかし、コースレイアウトが難しいなりにもこのレースウィークを通じて得るものはたくさんありましたのでそれを次戦以降に活かしていきたいと思います。

 

加藤陽平 監督コメント

津田選手に関しては前戦SUGO、決勝レースは不運に見舞われましたがポテンシャルは確認できましたのでその引き続きでもてぎの事前テストに入りました。その事前テストでは良い結果が得られたので今大会は勝負できるかな、と思っていましたが、このレースウィークはテストよりも路面温度が上がったり、津田選手が40度の高熱を出すなど問題に対する対応が遅れてしまい、調子が良かったテストの状態を再現できなかったと言うのが正直なところです。そこも含めて悪い点が顕著に出てしまったので新型マシンの課題でもあるかなと思います。
マシン開発の課題に対して出てくるコメントを部品作り対応するのか、セットアップで対応するのかを整理しつつ、双方を進めながらも、現状はセットアップで対応しながら問題に対する理解の精度を高めています。
事前テストでは今日の優勝結果と同じくらいの49秒台前半でラップできていました。しかし条件が変わったら再現できないと言うときにヤマハさん他チームはタイヤを変えずに適応できているので、そこが今の自分達に足りないところかな、と思います。17インチタイヤへの対応はまだこれからです。コンディションが良いときはパフォーマンスを出せるのですがちょっと外れると問題が顕著にでてしまい、バイクのタイヤへの許容度がピンポイントなのが課題です。セットアップはセットアップで詰めていますがそれだけでは対応しきれない部分もあるので開発部品を造って対応することも進めています。
次戦オートポリスは、もてぎとはコースレイアウトも随分違うのでセットアップもガラリと変えてさらに上をいけるように頑張りたいと思います。

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JSB1000決勝レース正式結果

順位ライダーチームマシンタイム
1 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1 42'11.366
2 高橋 巧 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda CBR1000RR SP2 +5.34
3

津田 拓也

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R +22.765
11

濱原 颯道

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R +55.888

JSB1000公式予選

順位ライダーチームマシン
1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1
2 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM YZF-R1
3 高橋 巧 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda CBR1000RR SP2
5

津田 拓也

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R
10

濱原 颯道

ヨシムラスズキMOTUL GSX-R1000R

JSB1000ポイントランキング

順位ライダーチームポイント
1 高橋 巧 MuSASHi RT HARC-PRO. Honda 92P
2 渡辺 一馬 Kawasaki Team GREEN 74P
3 津田 拓也 ヨシムラスズキMOTUL 73P
4 藤田 拓哉 YAMALUBE RACING TEAM 70P
5 濱原 颯道 ヨシムラスズキMOTUL 63P
6 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 57P
7 近藤 湧也 GBSレーシング YAMAHA 48P
8 秋吉 耕佑 au & テルル ・ Kohara RT 47P
9 山口 辰也 TOHO Racing 44P
10 酒井 大作 BMW Motorrad39 43P