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MFJ全日本ロードレース選手権

Rd.6 オートポリス

津田、惜しくも優勝を逃がすも価値ある2位

2014 JSB1000

日程サーキットライダー予選決勝
2014年9月13日、14日 オートポリス
(大分)
津田 拓也 2位 2位

第5戦・菅生セミ耐久大会から、鈴鹿8耐をはさんで約2ヶ月のインターバルをおいて行なわれた第6戦オートポリス大会。今大会は4輪のスーパーフォーミュラとの同時開催となる2&4で、2輪はJSB1000クラスのみの開催で、オートポリスは秋らしい好天に恵まれ、合同走行が行なわれた金曜から安定した天候となり、決勝レースもドライコンディションで行なわれた。

 

ヨシムラスズキシェルアドバンスの津田拓也は、金曜の合同走行を、1回目、2回目とも3番手で終え、さらに公式予選に向けてセットアップ変更を進行。ノックアウト式で行われた土曜日の公式予選では、Q1を4番手でクリアしてQ2に進出すると、最終セッションで1分48秒313と、ポールポジションから惜しくも0秒033遅れの2番手タイムをマーク。決勝レースに向けてフロントローからのスタートを決めた。

「前半戦は、サスペンションや車体のセットアップをなかなか決めきれずにいたんですが、8耐のテストや本戦のなかでうまく仕上げることができて、また新しい仕様で走り始めました。金曜から土曜にも、チームにまたセット変更をしてもらって、いいペースで走ることができるようになりましたね。予選もポールポジションを狙ったんですが、0秒033で届きませんでした......。それでも調子はいいし、楽しく走れています。」

 

金曜、土曜よりも気温/路面温度とも上昇した決勝レースでは、津田はまずまずのスタート。しかし、1周目の終わりで多重クラッシュが発生し、赤旗が提示されたため、18周の予定だったレースは周回数を14周としてリスタート。リスタート前のピットインでは、チームはクラッチ板の交換も済ませ、万全の状態でマシンをグリッドに送り出していた。

リスタート、津田は好ダッシュを見せ、ホールショットを奪取。しかしコーナー立ち上がりで失速しポジションを落とすと、6番手でオープニングラップを終了。しかしトップグループにきちんと食らいつき、加賀山(スズキ)、中須賀(ヤマハ)、柳川(カワサキ)、高橋(ホンダ)、渡辺(カワサキ)らと集団を形成。一時は山口(ホンダ)にかわされたもののすぐに抜き返し、3周目に5番手に、4周目に4番手に上がると、そのまま柳川-中須賀-高橋-津田-山口の順でトップグループが形成され、津田は9周目に高橋をかわして3番手に上がると、すぐに柳川をもかわして2番手に浮上し、トップ中須賀を追うことになる。

 

ラスト4周の時点ではやや引き離されていたものの、徐々に中須賀との差を詰めた津田は、ラストラップで背後につけ、少ないチャンスをものにしようとアタック。しかし、中須賀のブロックに阻まれ、タイヤも消耗していたことでパスするまでには至らず、そのまま2位でフィニッシュ。前半戦のツインリンクもてぎ-菅生大会で連続3位を獲得した後、2位となり、残すは優勝のみというレースになった。

 

なお、決勝レースではヨシムラチューンのスズキGSX-R1000でレースを戦うチームカガヤマの加賀山就臣が5位、JSB1000クラス初挑戦で、このレースにスポット参戦した生形秀之が6位に入賞し、トップ6の中に3台のヨシムラスズキGSX-R1000が入賞したレースとなった。

 

津田拓也 選手コメント

「スタートは上手くいってホールショットを獲れたんですが、立ち上がりでシフトミスして失速、そのまま5~6番手くらいまで落ちてしまったんです。でも、そのあとも集中力を切らさずにトップグループにつけられたし、周回ごとにポジションも上げられた。レース中盤でトップの中須賀選手が見える位置まで追い上げられて、ラスト3周で背後につけて、そこから全力で追いかけたんです。ラストラップ、背後までつけられて、何度かアタックしたんですが、もうタイヤが残っていなくて、もう無理がきかなかった。中須賀選手にもきれいにラインをクローズされたし、そこからチェッカーまでではもう追いつきませんでした。チームのみんなで作り上げてくれた8耐明けの後半戦の仕様がかなりイイし、終盤までペースをずっとキープできて、勝負もかけられるレースができました。ラスト2戦3レース、全力で優勝を狙っていきます。」

 

加藤陽平 監督コメント

「前半戦で3位を2回獲れていますが、トップ二人に間を開けられての3位、という感じがしたので、今日みたいに最後の最後までトップ争いをしての2位は、価値ある2位でしたね。拓也が1ステップ進化したというか、もともとこれくらいのパフォーマンスがあるライダーなので、やっとそれを発揮できたかな、と思います。拓也には今、全力で優勝目指して走って欲しいし、タイヤを温存してとか、様子を見てペースを作るとか、そんなことよりタイヤがタレても全開全開!ってレースをして欲しいです。その先に、また新しいステップがあると思っているので、その段階に踏み込めたかな。優勝はできませんでしたが、この2シーズンの中でもいい走りができたレースだったので、この勢いを次の岡山、最終戦の鈴鹿に持ち込んでほしいですね。」

 

  • 2014-JSB-Rd.6_オートポリス_01

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JSB1000決勝レース正式結果

順位ライダーチームマシンタイム
1 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム YZF-R1 25'43.108
2 津田 拓也 ヨシムラスズキシェルアドバンス GSX-R1000 +0.282
3 柳川 明 TeamGREEN ZX-10R +1.181

JSB1000公式予選

順位ライダーチームマシンタイム
1 中須賀 克行 ヤマハYSPレーシングチーム YZF-R1 1'48.280
2 津田 拓也 ヨシムラスズキシェルアドバンス GSX-R1000 1'48.313
3 高橋 巧 MuSASHI RTハルクプロ CBR1000RR 1'48.713

JSB1000ポイントランキング

順位ライダーチームポイント
1 中須賀克行 ヤマハYSPレーシングチーム 109P
2 高橋 巧 MuSASHI RTハルクプロ 105P
3 津田 拓也 ヨシムラスズキレーシングチーム 94P
4 柳川 明 TEAM GREEN 70P
5 渡辺 一樹 TEAM GREEN 69P
6 加賀山 就臣 TeamKAGAYAMA 68P
7 山口 辰也 TOHOレーシングwithモリワキ 64P
8 野左根 航汰 NTSチームノリックヤマハ 54P
9 藤田 拓哉 DOG FIGHT RACING・YAMAHA 51P
10 中冨 伸一 HITMAN RC甲子園ヤマハ 37P

全日本ロードレース第7戦「岡山国際サーキット大会」は9月27~28日に行なわれます。