| FIM SUPERBIKE WORLD CHAMPIONSHIP 2011 第5戦:ミラーモータースポーツパーク(アメリカ) 開催日:2011年5月28日(土)〜5月30日(月) |
| アメリカ合衆国で開催される第5戦は、アメリカの祝日にあたる月曜日に決勝レースが行なわれることとなった。アメリカでは5月の最終月曜日が戦争・軍事行動で亡くなった全ての兵士を追悼する為に定められた国民の祝日にあたるとても大切なメモリアルデーに制定されています。また、このアメリカラウンドでは米国国内選手権が併催されるため、USヨシムラも同じスケジュールでレースを戦うことになっています。 |
| 5月28日(フリー走行/公式予選1回目): |
| (天候:晴れ / 路面:ドライ / 気温18℃ / 路面温度32℃) |
| 8時30分から行なわれた走行枠(120分間)でジョシュ・ウォーターズ(以下:ジョシュ)は、サーキットの攻略とマシンの理解を更に深める為、2010年のSBKチャンピオンM・ビアッジ選手(APRILIA)に次ぐ43周を周回する。 その後行なわれたフリー走行では21台中15番手のタイム1分50秒969を記録。トップと約2秒の差となるが1分50秒台に9台がひしめき合い、公式予選が混戦となることが予想された。 15時30分からの公式予選1回目(60分間)。ジョシュはここでも果敢にアタックを続け、フリー走行よりも早いもタイムを連発。ジョシュはベストタイムより約0.8秒早い1分50秒153を記録するが、他のライダーも同じく徐々にラップタイムを上げ予選の結果は、21台中15番手となった。尚、トップタイムはC・チェカ選手(DUCATI)が記録した1分48秒260となった。 |
| 5月29日(公式予選2回目/フリー走行/スーパーポール): |
| (天候:雨 / 路面:ウェット / 気温8℃ / 路面温度11℃) |
| 二日目は前日の天候と打って変わって降雨となり、朝から気温も上がらず難しいコンデョションでの戦いとなった。昨日までのドライコンデョションからマシンのセットアップをウェット用に切替、ウェット用のレースのデータ取りが二日目の課題となった。 午前中に行なわれた公式予選2回目。ジョシュは45分の間にウェット用のセットアップを詰めながら予選に臨み、16番手のタイムで終了となる。結果、公式予選1回目の記録でジョシュはスーパーポールへの進出を果たした。 約3時間のインターバルを挟みスーパーポール前のフリー走行で、ジョシュは公式予選2回目に記録したタイムを約5秒縮め、いざスーパーポールへ。 スーパーポール1、ジョシュは15分間という短い時間で果敢に攻め続けラップタイムを削るが、ここでもポジションを上げることは出来ず16番手でタイムアップ。スーパーポール2への進出は果たせず、決勝レースは4列目からのスタートが決定した。 |
| 5月30日(ウォームアップ/決勝レース1・2): |
| 決勝レースは前日の雨も上がり、ドライコンディションでの開催となった。決勝レース前に行なわれたウォームアップ走行でマシンの最終確認を済ませ、決勝レース1へ。 |
| ♦決勝レース1(21周) |
| (天候:曇り / 路面:ドライ / 気温14℃ / 路面温度24℃) |
| 決勝レース1、ジョシュはオープニングラップこそ17番手に沈むが、3周目、4周目、5周目と確実にポジションを上げ、レース中盤となる10周目には13番手までポジションアップ。追い上げるレース展開となったジョシュは、10周目以降は1分51秒台のラップタイムで少しでも前のポジションでのチェッカーを目指し周回を重ねる。そしてファイナルラップ目前の20周目、ジョシュは更にポジションをひとつ上げ12位となり、そのままの順位でチェッカーとなった。 |
| 加藤陽平監督コメント: |
| 「スタートが上手く決められなくて残念でした。ジョシュの走りは、レースの終盤になってもペースが落ちないから最初の5周を上手く走れれば10番手からシングルフィニッシュぐらいでいける内容だと思うけれど、最初の1周で順位が上げられないと、その後の周でいくら頑張ってもそう簡単には前に行けないハイレベルなクラスであることを改めて感じ、スタートの重要さを再認識しました。このレースでは予選からセッティングを変えたのですが、ジョシュもリアのグリップがあったと言っていたので変更して良かったです。次のレース2ではとにかくスタートして1周目を10番手ぐらいでクリアして欲しいし、その上でどれだけやれるか見てみたいと思います。」 |
| ジョシュ・ウォーターズ選手コメント: |
| 「とにかくスタートが上手く行かなかったのが残念だよ。失敗した訳ではないけれどスタートの激しさはオーストラリアやAMAのスーパーバイクと比較できないぐらいハードで、このバトルに入って行かないと世界では戦えない。でも上手く行けばもっと結果が良かった筈なんだ。レース2ではとにかくスタートで上手く前に行ける様に頑張るよ。ただ、天候がちょっと気になるね。今のマシンの状態が良いので、ドライで走れる事を祈っているよ。 」 |
| ♦決勝レース2(21周) |
| (天候:晴れ / 路面:ドライ / 気温13℃ / 路面温度20℃) |
| 決勝レース2。レース序盤からマシンにチャタリングの症状が出てしまいライダーを苦しめるレース展開となった。そのような状況においてもレース1よりも早い1分50〜51秒台のハイペースで懸命にプッシュし続けるジョシュ。オープニングラップの17番手から懸命に追い上げるレース展開となり、ジョシュはレース1同様に少しでも前のポジションでのチェッカーを目指し周回し続ける。そして15位でチェッカーとなった。 |
| 加藤陽平監督コメント: |
| 「レース1での最後の粘りと追い上げが良かったので、レース2ではもっと上を狙っていましたが、周りのチームもきっちり仕事をしてきて、残念ながらこの様な結果になってしまいました。セッティングをレース1から変更した事によりチャタリングが出てしまって、ジョシュもプッシュできずにいたので、総体的に順位を下げる事となってしまいました。結果的に、初日だけしかドライで走る事が出来ずにセッティングを詰め切れなかった事でこの様な順位になってしまったのだと思います。本当に残念な結果になってしまいましたが、応援してくださった皆さんには感謝しています。ありがとうございました。 」 |
| ジョシュ・ウォーターズ選手コメント: |
| 「レース1の感触から、レース2はもっと前に行けると思ったけれど、1周目からリアタイヤに違和感があって、チェッカー迄の間に何度もクラッシュしそうになったんだよ。とても残念という言葉しか今は出てこないし、こんな結果になってしまってチームに申し訳なく思うけれど、今回のレースでもポイントを取れた事が唯一の救いかな。ヨシムラチームには世界の舞台で走るチャンスを与えてもらった事にとても感謝してるよ。最高のマシンとクルー達と一緒にレースができて良かった。本当にありがとう。 」 |
| 吉村不二雄社長コメント: |
| 「非常に複雑な気持ちですね。チャレンジする事は大事なので、これからも続けて行きたいと思っていますが、もう少し環境を整えないと自分達のレースができないと痛感しました。周りのチームと比べ色々な面でハンデがある中、テストもできない事がとにかく厳しい状況を作っていると思います。但し、今日の結果が今の自分達のレベルだと受け止めて次に繋げていきたいと思います。 」 |



















